社団法人日本ボディビル連盟
平成14年度 第1回 総 会 議 事 録(抜粋)
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◇ 日 時 平成14年6月2日(土)午後1時〜午後4時45分
◇ 場 所 ホテル聚楽(お茶の水)
東京都千代田区神田淡路町2-9 TEL. 03-3251-7222
◇ 会長挨拶(玉利会長)
今年、10月3日〜6日に韓国釜山で開催されるアジア大会に、申請した通り選手
8名、役員2名の参加がJOCに承認された。
財団法人日本体育協会の加盟手続きは順調に進んでおり、来年3月の加盟承認を
めどに折衝中である。
今後、日本体育協会加盟をきっかけに、学校体育、中高年、高齢者等を対象とした
生涯スポーツの分野に対しての普及活動も積極的に取り組みたい。
47年に亘る日本ボディビル界の歴史を基に、ボディビルの持つ可能性を追求し
新たなる出発をする時期である。
◇ 議 長 選 出 定款22条により、議長は玉利会長に一任。
◇ 議事録署名人の選任
東日本から後藤剛正会員、西日本から谷本明禧正会員。
◇ 定足数の確認
正会員総数61名。そのうち本日の出席者33名、委任状27名、欠席者1名、出席者
合計60名。出席正会員数が過半数を上回っているので定款24条により、本日の
総会は成立とする。
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議 題 |
第一号議案の審議に先立ち「遠藤光男正会員の処遇」について、玉利会長より緊急動議があり審議した。
≪玉利会長の動議内容≫
昨日、6月1日開催の理事会において下記の理由により、満場一致で「遠藤光男正会員の除名について」決議された。
(1) 前回の総会で、3月31日までと本人が確約した回答が、期限までになく誠意が認めら
れない。
(2) 当連盟の催促により回答してきた5月23日付けの返答書の内容に自身の行為に対する
反省がみられない。
(3) 当連盟の規約を守らず数年に亘り組織の秩序を混乱させた責任は大きい。さらに、再三の
注意を無視した言動は、今後、組織にとって協調性のあるメンバーとして認められない。
以上の理由から「遠藤光男正会員の除名について」本総会で諮りたい。
審議の結果、「遠藤光男正会員の除名について」採決を行い、賛成53票(出席者26票、委任状27票)、反対7票で承認された。
議決承認後、玉利会長より除名となった遠藤光男氏に対して、本総会からの退席勧告があり、遠藤光男氏は退席した。
また、遠藤光男氏の退席後、大谷博行正会員、軍司清二正会員、酒井孝正会員、栗原信行正会員、青田正順正会員の6名が理由の申し出もなく退席した。
◇ 改めて定足数の確認が行われた。
正会員総数61名。そのうち本日の出席者26名、委任状26名、欠席者9名、合計61名。
出席正会員数が過半数を上回っているので定款24条により、本日の総会は成立とする。
【第一号議案】平成13年度事業報告及び収支決算書について。≪事業報告書≫≪収支決算書≫
1.平成13年度事業報告について、満場一致でこれを承認。
2.平成13年度収支決算報告及び正味財産増減計算書の説明があり、審議の上これを承認。
3.監査報告について玉利会長が監査報告を代読し、一同これを承認。
【第二号議案】平成14年度日本連盟主催大会審査員指名案
平成14年度日本連盟主催大会審査員指名案について、審議の上これを承認。
なお、状況により変更となる可能性もあり、その際は、玉利会長及び執行部に一任することを
併せて承認された。
【第三号議案】平成14年度国際大会派遣役員案
平成14年度国際大会派遣役員案について、審議の上これを承認。
なお、状況により変更となる可能性もあり、その際は、玉利会長及び執行部に一任することを
承認された。
【第四号議案】新規加盟クラブ及び退会クラブについて
1.新規加盟クラブ (平成14年3月4日〜平成14年5月24日) |
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茨城県連盟 |
日立ボディビル同好会 |
梅 原 政 一 |
静岡県連盟 |
F&BトレーニングセンターFUJI |
渡 辺 忠 博 |
千葉県連盟 |
BODY EVOLUTION GYM |
橋 秀 男 |
愛媛県連盟 |
プログレスボディビル同好会 |
戸 根 正 人 |
山口県連盟 |
パワフルベアーズ同好会 |
穐 山 博 基 |
徳島県連盟 |
マッスル アカデミー |
市 原 康 仁 |
愛知県連盟 |
新日鉄ボディビル同好会 |
小田原 博 |
大分県連盟 |
大別府清水(スポーツジム) |
清 水 薫 |
〃 |
ボデー トレーニングジム フリーク |
安 藤 透 |
2.退会クラブ (平成14年3月4日〜平成14年5月24日) |
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群馬県連盟 |
ウイング フィットネススポーツジム |
横 尾 孝一郎 |
岐阜県連盟 |
MUSCLE GYM KATO |
加 藤 隆 司 |
山口県連盟 |
ボディビル同好フェイク |
海 田 善 文 |
〃 |
山口大学フィットネス同好会 |
宮 本 直 哉 |
大分県連盟 |
高城トレーニングセンター |
竹 尾 敏 |
宮崎県連盟 |
トレーニングハウス ベスト シェイプ |
立 喰 京 隆 |
以上、新規加盟クラブおよび退会クラブについて、審議の上これを承認。
【第五号議案】役員等の異動について
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理 事 |
金 澤 利 翼(退任) |
粟 井 直 樹(新任) |
監 事 |
大野木 孝 之(退任) |
植 田 剛 彦(新任) |
事務局員 |
清 水 泰 治(退任) |
平 野 勝(新任) |
以上、役員等の異動について報告があり、審議の上これを承認。
粟井直樹正会員の理事承認に基づき、粟井正会員は理事就任を承諾。
【第六号議案】アジア大会への参加について
1.アジア大会への参加について、以下のとおりこれを承認。
(1) 出場枠 選手8名、役員2名
(2) 出場者のフィットネスチェック 7月29日(月)
出場者のドーピング検査 9月5日(木)又は6日
(3) 強化合宿 2日間合宿を2回行う
2.アジア大会への出場にあたり、下記の通りこれを承認。
(1) 出場選手8名の全員入賞 |
(2) |
代表候補 |
目標順位 |
予想順位 |
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60kg級 |
津 田 宏 |
3位 |
4〜6位 |
65kg級 |
村 松 幸 大 |
3位 |
6〜8位 |
〃 |
前 川 武 宣 |
3位 |
6〜8位 |
70kg級 |
合 戸 孝 二 |
1位 |
2〜3位 |
〃 |
田 代 誠 |
1位 |
1〜3位 |
75kg級 |
谷 野 義 弘 |
1位 |
2〜4位 |
〃 |
近 藤 賢 司 |
3位 |
4〜8位 |
80kg級 |
山 岸 秀 匡 |
1位 |
1〜4位 |
〃 |
相 川 浩 一 |
3位 |
4〜6位 |
85kg級 |
小 沼 敏 雄 |
1位 |
2〜4位 |
〃 |
井 上 浩 |
3位 |
4〜6位 |
※2名程度の入れ替えも考えられる。
(3) 強化方法
@ 表現力、ポーズ、客観的見方、癖の修正、長所と短所
A カラー
B コンディショニング
C 比較審査
D ポーズと曲の見直し
E 気力(日本代表としての自覚と責任)
F ドーピング対応
G アピール方法
H 禁止行為
I ルール
J マナー
K チームワーク
【第七号議案】財団法人日本体育協会への加盟について
財団法人日本体育協会への加盟について「加盟手続きは順調に進んでおり、来年3月の加盟承認をめどに折衝中である」との報告がされ一同これを了承した。
また、当連盟の今後の活動の方向性を探る上で検討すべき事として、玉利会長から下記の提案があり一同これを承認した。
@ 国民体育大会への参加
A 個人会員制度、会員登録規程の見直しを検討
B 都道府県体育協会への地方連盟の加盟及び区市町村連盟設立の検討
C 学校体育、中高年、高齢者等を対象とした生涯スポーツとしての確立
D ボディビル人口の拡大
【そ の 他】
1.IFBBルールの変更について
IFBBルールの変更について資料に基づき説明があり、これを承認。
2.ABBF理事会、総会の報告
玉利会長がABBF理事会、総会及び第6回アジア・マスターズ・ボデイビル選手権大会
について下記の通り報告し、一同これを承認した。
日 時:2002年5月24日〜27日
場 所:マレーシア連邦・マラッカ センチュリー・ホテル・マラッカ
(1) 第6回アジア・マスターズ選手権大会で日本代表朝生照雄選手が50才以上のクラス
で優勝
(2) 理事会、総会の決議事項
@ 第14回アジア大会の審判について
総員20名
開催国・韓国 4名
スペイン、オランダ 各1名、計 2名
アジア各国より 各1名、計14名
A 今後の開催国
2003年 中 国
2004年 カザフスタン
2005年 イラク
2006年 バーレーン
3.JOCコーチ会議の参加について
JOCコーチ会議の参加者は朝生照雄競技力向上委員長、磯村俊夫会長特別補佐、
増渕聖司競技運営委員長の3名が推薦され、これを承認。
また、他に参加者がある場合は会長一任とすることで一同これを承認した。
4.第1回日韓親善ボディビル大会について
(1) 期 日 : 平成14年10月13日(日)
(2) 会 場 : 大阪厚生年金会館
第48回日本ボディビル選手権に併せ開催
(3) 競技方法 : 無差別、オーバーオール形式
(4) 経 費 : 主催国(日本) 韓国役員2名・選手4名、計6名の宿泊費
及び食事代(3泊4日)
参加国(韓国) 航空運賃
以上の通り、玉利会長より提案があり、これを承認。
5.生涯スポーツ検討委員会の設置について
玉利会長より下記の通り提案があり、これを了承。
「今後のボディビル人口の拡大を図る上で学校体育、中高年、高齢者等を対象とした
生涯スポーツとしての確立が必要であり、【生涯スポーツ検討委員会】を設置し、その
ための方策を検討していきたい。」
6.平成14年度選手権大会日程について
平成14年度選手権大会日程につい別紙資料に基づき報告があり、これを承認。
7.「選手登録規程」の改定について
「選手登録規程」の改定について中尾正会員(京都)から提案があり、審議されたが
結論に至らず、次回総会において改めて執行部より提案することとし、これを了承。
8.審査員の定年制について
理事会において提案があった「審査員の定年制」について審議があり、下記の通り
これを了承。
(1) 日本連盟主催大会については65才定年とする。
(2) 地方連盟主催大会及び地方ブロック主催大会については65才定年を適用しない。
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