社団法人日本ボディビル連盟 |
平成13年度 第2回 総 会 議 事 録(抜粋)
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◇ 日 時 平成14年3月3日(日) 午後1時30分〜午後5時
◇ 場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 402号室
東京都渋谷区代々木神園町3-1 TEL. 03-3467-7201
◇ 会長挨拶 (玉利齊会長)
2002年は、ボディビルにとって大きな飛躍の年になる。まずアジアオリンピックに参加できること。
JOCからの派遣となり、われわれのスポーツが他のJOC加盟の競技スポーツと同じ扱いを受ける
こととなる。さらに2006年、カタールでのアジアオリンピックにも参加が内定した。日本体育協会
加盟も近々実現する見通し。これからもボディビルにプライドを持って前進していきたい。
◇ 出席正会員 59名(内委任状28名)
◇ 欠席正会員 2名
◇ 定足数の確認 正会員総数61名。そのうち本日の出席者31名、委任状28名、合計59名。出席正会員数が
過半数を上回っているので定款24条により、総会は成立。
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議 題
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【第一号議案】平成13年度後期事業報告
1.国内事業
(1) 第47回男子日本ボディビル選手権大会 (出場者:34名)
第19回女子日本ボディビル選手権大会 (出場者:22名)
第13回日本ジュニアボディビル選手権大会 (出場者:4名)
第13回日本マスターズボディビル選手権大会
日 時: 平成13年10月7日(日)
会 場: 東京都 江戸川区 江戸川総合文化センター 大ホール
観 客 数: 約1,200名
特別功労賞: 藤原 勤也(宮 城 県)、酒井 孝(栃 木 県)、三浦 政勝(東 京)、山村 豪誉(岐 阜 県)
功 労 賞: 中村 勝美(宮 城 県)、鈴木 俊次(神奈川県)、俵 武次(山 梨 県)、高島 良英(新 潟 県)、
阪本 篤示(三 重 県)、北村 弘行(兵 庫 県)、谷本 和典(広 島 県)、木下 俊昭(福 岡 県)、
清水 利男(大 分 県)、木村 博男(社 会 人)
(2) スポーツ・フォー・オール 国際フェア2001 神宮外苑大会
主 催: スポーツ・フォー・オール国際フェア2001実行委員会、SSF笹川スポーツ財団
日 時: 平成13年11月23日(祝)〜24日(土)
会 場: 東京都 渋谷区 神宮外苑軟式野球場
詳 細: 来場者数合計約90,000人
(3) 「ユニセフ ハンド・イン・ハンド」中央大会
主 催: (財)日本ユニセフ協会
日 時: 平成13年12月23日(日)
会 場: 東京都 渋谷区 恵比寿ガーデンプレイス
詳 細: 玉乃島、朝青龍、曙親方、元横綱若ノ花、等と共に世界の恵まれぬ子供達の為に
JBBF玉利会長、前ミスター日本谷野選手等が募金活動に協力した。
(4) 公認指導員認定講習会
日 時: 平成14年2月9日(土)〜11日(祝)、16日(土)〜17日(日)
会 場: 東京都 渋谷区 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
受講者数: 一級16名、二級22名、補講8名
2.国際事業
(1) アジアボディビル連盟(ABBF)特別総会
開 催 日: 平成13年11月21日(水)
会 場 : ミャンマー/ヤンゴン ルネッサンス・インヤ・レイクホテル
@ アジアボディビル連盟の新しい会長はカザフスタンのメリガリブ・ブラッド氏に決定。
A イランが度重なるドーピング違反、及び4年にわたるドーピングテスト違反の罰則金滞納
により1年間の出場停止処分を受けた。
(2) 国際ボディビル連盟(IFBB)総会
開 催 日: 平成13年11月22日(木)
会 場: ミャンマー ヤンゴン ルネッサンス・インヤ・レイクホテル
@ テロ事件の影響で例年60ヶ国以上の参加国があったが、40数ヶ国に減った。
A 大会そのものは大いに盛り上がった。
B アンチ・ドーピングの徹底がテーマであった。
(3) 世界選手権大会(男子、女子、ジュニア&マスターズ)
テロ事件の為、派遣中止
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【第二号議案】平成14年度事業計画及び収支予算案
≪事業計画書を参照≫
≪収支予算書を参照≫
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【第三号議案】新規加盟クラブ及び退会クラブについて
1.新規加盟クラブ(平成13年10月7日〜平成14年3月1日)
【所属連盟】 福岡県連盟 ボディビルクラブ(準加盟)
【クラブ名】 Zaizen’s BODY SHAPE GYM
【所 在 地】 〒820-0012 飯塚市大字下三緒266-4 【電話】 0948-25-7560
【代 表 者】 財 前 友 律
【所属連盟】 栃木県連盟 ボディビルクラブ(準加盟)
【クラブ名】 イーグルスポーツクラブ小山
【所 在 地】 〒323-0022 小山市駅東通り2-4-1 【電話】 0948-25-7560
【代 表 者】 堀 川 征 孝
【所属連盟】 富山県連盟 ボディビルクラブ(正加盟)
【クラブ名】 パワーマンジム
【所 在 地】 〒939-8213 富山市黒瀬21-2 【電話】
076-420-2811
【代 表 者】 小 井 義 和 【公認指導員】 小 井 義 和
2.退会クラブ(平成13年10月7日〜平成14年3月1日)
【宮城県連盟】 古川トレーニングクラブ(脱会) 代表者 伊
藤 正 勝
【東 京 連 盟】 パワーハウス(閉鎖)
代表者 吉 田 寿 子
【社会人連盟】 (株)ニッタ製作所ボディビルクラブ(退会) 代表者 新
田 禎 樹
知念村役場ボディビルクラブ(退会)
代表者 外 間 勝 利
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【その他】
1.平成14年度日本連盟主催大会立候補について
2.国際大会メダリストの報奨金授与
総会の席上で報奨金受賞者を紹介し、玉利会長が報奨金を授与した。(ただし齋藤、山中、廣田の3選手
は欠席)
選手と成績、報奨金は次の通り。
ワールドゲームズ 2 位 谷 野 義 弘 50万円
ワールドゲームズ 2 位 水 間 詠 子 50万円
ワールドゲームズ 3 位 田 代 誠 30万円
ア ジ ア 選手権 優勝 山 岸 秀 匡 10万円
ア ジ ア 選手権 優勝 齋 藤 円 10万円
ア ジ ア 選手権 優勝 山中 輝世子 10万円
ア ジ ア 選手権 優勝 廣 田 ゆ み 10万円
3.各大会に於ける審査委員長によるり審査員登録証の確認について
審査員登録義務
平成14年度より、大会当日、審査委員長に審査員登録証を提示する事。
選手登録証提出義務
平成14年度より、大会当日、選手登録証を大会実行委員長に提示する。
選手権大会実施規程第32条
大会実行委員長は、選手権大会終了後1カ月以内に、審査結果内訳一覧表と大会プログラムを
本連盟審査委員会に提出しなければならない。
4.女子フリーポーズはIFBBに準じる規約の改定
IFBBでは女子の表現力を向上させる目的で、女子のフリーポーズ時間を1分30秒に延長したので、
日本でもJBBF主催大会では準ずることとする。(ただし1分30秒以内と言うことなので、今まで通り1分
でも問題はない)
同時に出た議題:女子フィットネスのクラス分けを変える件
世界では身長により3クラス以下になっている。 日本ではどうするか?
アジア連盟に倣い身長160以下、160以上の2クラスが選手の現況を反映しているのではないか。
(満場一致で承認)
5.肖像権について
≪詳細は別紙特別通達を参照≫
6.体協・JADA加盟問題について
* 日本体育協会の準加盟の見通しは明るい。 早期の加盟を目指す。
* JADA(日本アンチドーピング機構)が発足した。 今後の国内のドーピングテストはJADAが統括する。
* JADAに登録された人間でなければドーピングテストに従事できない。
JBBFとしては今までのドーピングコントロール委員会のメンバーをすでに登録した。
* ドーピングテストに関わる費用の内一部はJADAから補助金が交付される予定。
7.日本ジュニア&マスターズ大会のあり方について
多数の意見が出され執行委員会で検討し、次回理事会で決定する。
8.関東ブロック選出理事に関して
玉利会長より今日迄の経過説明
(1) 関東連盟設立時に遠藤光男氏は日本連盟の規程細則「ブロック」の8区分を無視し東京連盟を関東連盟
に包括する関東連盟規約を作成した。
(2) 日本連盟規程と関東連盟の規約の矛盾を玉利会長が指摘し訂正を指示したにもかかわらず無視して再三
東京連盟に加盟を働きかけた。
(3) 平成12年3月日本連盟理事会に於いて各理事から規程違反を指摘され日本連盟理事の責任を追求され
自ら辞任した。
(4) 平成13年3月の日本連盟理事会及び総会で遠藤光男氏が再度関東ブロッ選出理事に立候補したが
以上の理由で否決された。
(5) 酒井孝栃木県連盟理事長の提案により玉利会長と遠藤光男氏と話し合うことになった。
(6) 両者の話し合いの期日に玉利会長が遠藤光男氏に連絡をしたところ瀧元信男氏に一任したので会って
欲しいとの要望だった。
(7) 平成13年4月12日体協スポーツマンクラブで玉利会長と瀧元信男氏が会見したところ瀧元信男氏の発言の
要旨は以下の如くであった。
@ 遠藤光男氏を理事に戻し副会長にすること。
A 磯野武夫氏を日本連盟に復帰させること。
B 磯村俊夫氏は東京連盟副会長、日本連盟事務総長を止めること。
C 玉利会長は今期で退任し名誉会長になること。
D 日本連盟の理事を大幅に入れ替え解体的出直しをすること。
E 自分(瀧元氏)を参与でなく明確な役職にすること。
F この案を了承しなければ日本連盟を攻撃する。
(8) 平成13年6月の日本連盟理事会に瀧元信男氏の要望を諮ったところ全理事一致して拒否することに
なった。
(9) 平成13年10月2日に玉利会長宛に瀧元信男氏より配達証明が送付された。 前後して
藤岡秀樹理事(顧問弁護士)、磯村俊夫氏、臼井オサム理事(東京連盟理事長)のところにも配達証明
が送付された。
(10) 瀧元信男氏より玉利会長宛に送付された配達証明の内容の要旨は以下の如くである。
@ 2001年東京連盟の理事長選出の選挙は無効である。
A 従って臼井理事長は理事長の資格がない。
B 関東連盟理事長の遠藤光男氏を日本連盟は理事に受け入れよ。
C 磯野武夫氏の行為は正当である。
D 玉利会長は日本連盟を私物化している。
E 文部省に陳述して認可法人としての是非を問う。
F 法的手段に訴えて玉利会長及び理事を業務執行停止仮処分にする。
この様な経緯に基いて遠藤光男氏の日本連盟理事の適格性が総会で審議され否決された。
賛 成 6
反 対 42 (その内、委任状(議長への委任) 18 )
なお遠藤光男氏の今日迄の行動に対しJBBFのいっさいの役職からの辞任が勧告された。
それに対し遠藤光男氏は「3月末迄時間が欲しい」と回答。
結論として3月末迄に返事が無く、遠藤光男氏及び瀧元信男氏が前述の如き行動を起こした場合は
追放処分とすることが決議された。
以 上
尚、総会の前日(3月2日)に開催された理事会に於も、審議の結果以下の様な意見が大多数を占めた。
* 遠藤氏が瀧元氏を使い公文書にて、不当にJBBF及び玉利会長に圧力をかけるのはあまりにも
身勝手。 そろそろはっきりと決断すべき時がきている。
* 遠藤氏、瀧元氏を除名すべき。
* 瀧元文書は恫喝である。 とうてい許せるものではない。
* 遠藤氏を関東ブロック選出の理事として関東ブロックが推薦してきているが、理事は定款によると
総会で選出すべきもの。 明日の総会に諮る。 理事会としては「却下」の意見。
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